家路を急ぐ人

家路を急ぐ人の目はいつも硬直している 家路を急ぐ人の目は孤独を見つめている 家路を急ぐ人の目は家路を知らない 家路を急ぐ人の目は温もりを求めている 家路を急ぐ人の目の中に僕はうつらない 家路を急ぐ人の目の中に僕は忘れられ …

極楽浄土

ぼくが産まれたのは 蓮の上 極楽鳥が一声鳴いた その瞬間 目ん玉を見開いた 見開いてみたら 龍宮にいて 子守をされていた オギャーと泣けば 観音さんが子守唄を さえずる その全てが 説法だ お散歩は龍神さんの背に乗って …

清貧に

貧しさの雨が 頰を殴りつける この孤独に負けて、 みんな金を握りしめる 僅かの金に魂を売っている 僅かの優越感のために 大切なものを 失っていることにも 気づかずに 金というものにビジネスという服を着させて 毎日目くじら …