自分が仏教に惹かれたのは
非の打ち所がないような
完璧なお坊さんに惹かれたわけじゃなく
一遍や良寛や一休やまたは山頭火
尾崎放哉など
放浪の旅人のような
どことなく破滅型人間に
とてつもなく 惹かれ
救われ、わたしもこの道を歩いていた
山頭火や良寛や一遍の
愚直さ!
その愚直さは世間程からほぼ
外れまくり
型破りレベル愚の一本道を突き進んでいる
その狂気さは常人ではない
この狂気こそが、世間になじめない
落ちこぼれな私のような人間には
ひたすら親しみと人間のあたたかみを感じてやまないのだ、
世間は偉い人ばかりを崇めてわかった気になりたがるが、
そう誰かをあがめたてまつればまつるほど、
仏教の救いも悟りも他人事のようになってしまう
このような
愚かに道を行くひとがいてこそ
仏教は庶民のなかに残されたのではないかと
わたしはかんじる
善念