無秩序に殺されてしまったあの人には
どんな家族がいたのかな
夢はあったんだろうな
好きな人はいたんだろうな
仲のいい友達はいたんだろうな
何か努力してきた事あったんだろうな
なぜ、あなたが殺されなければ
ならなかったのかな
あなたを育てる為に親や
おじいちゃんやおばあちゃんやまた親戚や
幼稚園の先生、学校の先生、塾の先生
近所の人
数え切れないほどの人間が
あの人に愛情をかけてきた、
幸せになる為に願いのかかった1人の命
このたった一人の命を奪うという行為は
何千何万人を殺害したのと変わらない。
法律が許しても
人間を騙せても
業の規則からは逃れられない。
それは自ら死んでも
それは気が狂ったとしても
どこまでもどこまでも
何千倍と膨れ上がり返ってきてしまう
たった一人の気まぐれの殺人で
犠牲になられた方が
どうか報われるような
安穏な世の中に変わてほしい
善念