日々のお勤めから想う

日々の祈りが無ければ
くすりに頼らなければならないほど
この世は我々を困惑させる
科学技術の進歩に人間は
心と価値感と己を犠牲にして
ツイツイコマーシャルの世界に没入してしまい
取り残されない為に振り回されている
少しでも置いていかれれば
生きている価値の無いものだと
自分自身を追いこんでは、
その時流に負けじと、走り続けることへの
不安と恐怖と優越感が自分を奮い立たせるが
心はとっくに荒んでいく、はしる脚が速ければ速いほど、
情報処理能力が長けていれば長けているほど、
心は荒み誰かを見下す事でしか、
自分の清涼剤は無くなってしまう。

日々の祈り
日々のお勤めがなければ
わたし達はただ、死を急ぐばかりだ。
生きることはシンプルでよい。
あなたとわたしと大いなるものさえあればよい
そして日々は欲張らず目の前の事を大切に大切に
こなして勤めあげればいい、
余計な知識はいらない

それこそがこの世の濁流にのまれない生きかただ、

ただただ今日もふたつの手のひらを合わせよう。

 善念

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA