犬は犬で飼い主を
喜ばそうと顔や口をペロペロ舐めてくれる
不潔かもしれないけど
犬なりに精一杯の愛を捧いでくれる
子供は子供で
親を喜ばそうと手紙や絵を描いてくれる
汚い字や下手くそな絵だけど
子供なりに精一杯の愛を捧げてくれる
花は花でわたしを
元気づけようと、花びらを自分の持っている
一番美しい絵の具で染めて、咲かしてくれる
誰も見てない、みち草の花でも
花なりに精一杯の愛を捧いでくれる
さてわたしはどうだろう。
いつももらう事ばかり考えていないだろうか
さてさてわたしはどうだろう。
いつも損か得かばかりで
日がくれてしまってはいないだろうか。
そんな生き方はつまらなく虚しいものだ
かっこ悪くても自分の持っているものを振り絞り
精一杯愛を捧げていきたい。
それがどんなくだらないガラクタでもいいから
とにかく誰かの為に
精一杯生きていこう。
合掌
善念 – Zennen