閉ざされた宇宙(1)

ある日を境に
私は色々な縁を
断ち切らされて
閉ざされた宇宙に
閉じこめられた

学校も行けない
仕事もできない
友達もいない

そしてずっとこの小さな部屋に
閉じこもり
生きるか
死ぬかを考えていた
生きるともし火を全て
奪われるまで
追い詰められて
あとは
ただ生きてるだけ
ただ生きてるだけ
ただの生きものとして
しかたなく
飯を与えられ維持される

そして
立ち止まったまま
どこにも行けないまま
支えるものもないまま
ずっとこの小さな部屋で
閉じこもり。
生きるか死ねかを迷っていた

死ぬまえに
愛が欲しくなり
死ぬまえに
愛をもとめた
もちろんどこにも
こんな死に損ないに
愛なんて
与えられるわけがない

ただ生きてるだけ
ただ愛もなく生きてるだけ
ただ愛もなく生きる僕を
しかたなく
飯が与えられ 維持させられた
むごたらし 法則だった

みんなは私を迷惑な存在のように
扱った
みんなは私を汚いゴミのように
扱った

わたしはぼろぼろになり考えた

この閉ざされた宇宙に
僕は意味あるのか
この閉ざされた宇宙に
答えなんかあるのか

この閉ざされた宇宙に
救いなんてあるのか
この閉ざされた宇宙に
ただ維持されるだけの

地獄に落ちた

【続く】

 善念

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